2012年4月16日

シログチが30匹で2000円:熊本ふるさと市場併設の鮮魚店

イシモチは、日本の食卓であまり見かけません。ですから、釣り好きの私としても、最初はグーグーうるさい魚で、身もやわらかすぎるから、すべてリリースしていました。
ある時、韓国のチェジュ島を訪れて、朝食においしい干物が出てきました。
後で調べると、なんとグチではありませんか。
その後、ロッテホテルや有名デパートの売り場でも見つけ、かなり高級魚になっていることに驚きました。韓国では、ヨンガン・グルビと呼ぶようで、一匹あたり数百円以上していました。
基本は、鮮度と下処理が決め手と理解し、釣りたてのグチは持ち帰り、塩による水出しの後、韓国風に調理することにしています。
で、そのグチがふるさと市場併設の鮮魚店で箱売りされていました。天草産で、2000円。数えてみると、30匹ぐらいはいそうでした。一匹当たり、70円弱。なら買いかな。

お店で見た量よりも、台所で広げた時の量のほうが圧倒的に多く。結構いい大きさジャン。
サイズは、25㎝ぐらいで、重さは250gぐらいありました。
浮き袋を口から出しているのがほとんどでした。鮮度は申し分なく、目は透き通っていました。
さっそく、鰭をキッチンばさみで切断し、内臓を取り出し、下処理が終了です。
その後、塩をまぶして、キッチンタオルでくるみ、冷蔵庫で一晩寝かせ、余分な水分と臭みを抜きます。そのようにして下準備の澄んだ30匹のグチは、10匹を冷凍して、10匹を粕漬けにして、残り10匹を塩麹づけにしました。後は、ごま油を使って焼けば、韓国高級食材が完成!!!

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