2011年5月17日

ソラマメがお買い得:サンサンうきっ子(熊本市富合町)

サンサンうきっ子には、二つあって、我が家が良く行くのは熊本県熊本市富合町榎津54にあるお店です。国道から少し離れたところにある産直で、価格はかなり良心的。
きっと、土地単価が安いからなのだろうと想像している。

今回のお勧めは、ソラマメ。
さやごとのソラマメとさやから出したソラマメが売っていました。
どちらも、150円前後。
さや付だとごみが出るからとの理由で、豆だけの商品にしました。
そのほかには、淡竹やカボチャが売っていました。

きっと、このかぼちゃはおすすめ商品だと思うのですが、
あまりカボチャを食べないのでわかりません。

買ってきた生ソラマメは、330g入っていて160でした。
50円/100gってことかな?
全部で4袋買ってきました。



そういえば、概して、国道沿いの産直は、ショッピングモール化しており、価格も品質も町内のスーパーとあまり変わらない。
さらに、季節にそぐわない商品までを取り揃えている。
やはり産直は、その周辺でできた作物を、安く売り出すというのが本当の姿で、
季節にそぐわない、作物まで売らなくてもいいのにな~~~~~~~~~。
まあ、そのおかげで、ちょっと奥まった産直探しが楽しいわけだが。

布袋竹(ホテイチク)あるいは淡竹(ハチク)の季節に変りました:サンサンうきっ子で買い物

普通のタケノコ(モウソウダケのタケノコ)の時期が終わって、サンサンうきっ子では、細長いタイプのタケノコが出始めていました。
この細めのタケノコは、布袋竹(ホテイチク)あるいは淡竹(ハチク)と呼ぶらしい(http://www.daichi.nu/imagasyun/takenoko/takenoko.htm)のですが
どれがどれやらわかりません。
八本入って、200円なら妥当かな。


普通のタケノコと同じようにして、処理を進めます。

やはり、少し灰汁があるようなので、
一度、湯がいてから使った方が無難なようです。
節と節の間が開いているから、かなり成長していることがうかがえます。
もう少し若い筍なら渋みも少ないのかもしれませんね。

天草のチリメンは不漁みたいです:何とか買えたちびイカ入りチリメン

結構、チリメンやイリコが好きなので、沢山食べます。
町のお店で買うと結構良い値段がするのと、シラスのほかにイカなどが入っていないことから、
わざわざ産地に出向いてチリメンを買ってきます。
といっても釣りの地域(姫戸・龍ヶ岳周辺)と
チリメンの産地がオーバーラップしているだけなのですがね。

今年は例年と違って、チリメンを干している光景が見当たりません。
いろいろ回って、やっと選別している漁師の人を見つけました。

”こんにちは”
”あのー、チリメンを探しているのですが”
”売っていただけますか?”
”少しならあるよ”
といって、出されたのが、選別の済んだ細かなチリメンだった。
そこで、
”イカとかが沢山入っているのが好きなのですが、
ありませんかね?
あれって、すごくおいしいじゃないですか”

奥から、おかみさんがでてきて、
”こんなのなら、あるけど”
やっと、見つけました!
念願のカエリ寸前のチリメン+イカのチビの組み合わせ
値段を聞いてから、買う量を決めようと思ったのですが、
これしかないとの事でした。
今年は、ほとんど獲れないといっていました。
確かに、いつも操業しているところでも
準備中の状態で、釜揚げすらしている気配がありません。
去年、イワシの時期が遅れたとのニュースがあったから
今年は、その影響が出てるのかもしれません。

900g売ってもらって、100g選別済みのチリメンをお土産に頂きました。

我が家では、一年間に10kg近く、チリメンやらイリコやらを消費するから、ちょっと心配です。


お茶ぐるめWEEK & 五家荘探検:ふれあいセンターいずみ+轟滝(トドロタキ)s

結構いい季節になってきたので、山に出かけました。
先ずは、腹ごしらえという事で
ふれあいセンターいずみで早い昼食をとりました。
お茶の季節とあって、お茶楽香御膳なるものが期間限定で
メニューに載っていました。

健康志向を考えた品物となっています。
これだけの内容で、1575円はお安いと思います。
でも、私的には、タケノコ御膳やだご汁御膳の方がうまかったような気がします。

これは、行く度に気になっていた、串焼きの定食です。
泉彩定食1575円です。
4種類ある串の中から、二品を選択してオーダーするシステムになっています。
今回は、イワナと肥後牛の串焼きをオーダーしました。
カルビかロース肉の串焼きが登場するものと期待していたら
もも肉の串焼きで、脂分がまったくありませんでした。
そのため、~~~~~~~~~~?という感じで、
健康食なのだから、当たり前なのかもしれませんが
やっぱり、脂っ気があった方がおいしいのでは。。。。。。。。。。
お肉は、ゆず胡椒と醤油をかけて食べました。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
私的には、だご汁定食や椎茸うどん定食がお勧めですね

さて、レストランに置いてあった地図を頼りに五家荘(http://www.gokanosyo.net/)巡りをしようかと思いました。しかし、ろくに調べもしないで、パンフレットだけで決めたものだから、
結構意外で、とんでもないところでした。たとえて言うなら、高知の石鎚山の麓あるいは徳島の大歩危・小歩危峡や蔓橋周辺とまったく同じです。

ふれあいセンターいずみを出て、氷川ダムのところから左折して山に向かいます。
県道52号線沿いに滝めぐりを考えました。
県道だから、それなりに広い道だと思ったら、とんでもなかったです。
離合すらままならない、細くて、曲がりくねった道です。
走りながら、地図の示している範囲が思ったより広いことに気が付きました。
”え~~~~~!、こんなところに人が住んでいるんだ!!!!”
ふれあいセンターいずみ周辺でも結構山間部だと思っていたが、
とんでもありません。
まだまだ序の口で、その先は、深~~~~~~い、深~~~~~~~~い
谷に沿って、道が続きます。
谷が終わると、絶壁のような山肌をいろは坂のように登っていきます。
景色的には、いいのですが、夜だったらさぞ肝を冷やすだろうと思いました。

一時間ほどして、トドロ(轟とかいてトドロと読むらしい)滝に到着。
このお土産屋の脇の山道を下って10分ほどのところにあるらしいのですが、
70mほどの落差がある滝らしいので
おそらく100m近く上り下りが必要になるだろうから、今回は道から眺めることにしました。
紅葉に時期が大変美しいらしいので、秋にでも再挑戦しようかと思います。
滝周辺を示した看板

県道52号から眺めた、せんだんトドロ滝の風景


せっかくなので、動画も用意しました。

 
滝から続く遊歩道を下ってくるとこの吊り橋にと到着するようです。

県道52号線から国道445号線に入り、梅の木轟公園のつり橋
谷の深さがわかります(下流側)。

こっちは、上流側です。本当に、山が深いです。
この橋を渡って5分ほど行くと、梅の木轟滝があるらしいので
行ってみることにしました。
幾つかの滝があって、最後に梅の木轟滝が現れます。
この滝は、昇竜滝と書いてあり、縁起が良いので写真を撮りました。

昇竜滝から梅の木轟滝までを動画にしました。
”すごいと!!”という感じはありませんが、紅葉の時期は、さぞかしきれいになるだろうとは
容易に想像できる感じでした。
この後国道445号で、2本杉まで行き、国道218号に出ます。
二本杉(標高1100m以上ある)までは、普通なのですが、
二本杉を超えると、また、つづら(葛;九十九)折りの細い道が始まります。
やはり、離合ができないところが沢山あります。

”確かに、こんなところまで平家を追ってこないだろうな~~~~~~”
車で走って、納得です。

2011年5月7日

熊本県美里町にある日本一の石段 (3333段)へは、この道がお勧め

<熊本県美里町にある日本一の石段 (3333段)へは、この道がお勧め>


熊本市内からふれあいセンターいずみや東陽町交流センターに向かうには国道443号線が快適です。でも、地図に載っている443号線は、ちょっと現実離れしているので、お勧めのう回路を紹介します。熊本市から五家荘方面(日本一の石段、佐俣の湯、東陽町、氷川ダム)に向かうには、443号線がお勧めで、ここ数年でかなり整備されてきました。
http://www.mapion.co.jp/m/32.6146538888889_130.813786944444_7/
熊本市内から道なりに進むと、御船、甲佐町とすぎて日本一の石段で有名な美里町に入ってきます。下の写真のように、443号線が218号線と合流します。


一般の地図では、この美里町小筵の交差点を左折して佐俣の湯方面に向かうように書かれています。しかし、ここを曲がると、とんでもなくわかりにくい443号線の入口に誘い込まれます。
地図では、細く書かれていますが、ここの美里町小筵交差点をまっすぐ進む方が快適です。
比較的広い道で、3333段の石段まではアッという間に行けます。この交差点を左折せずに直進するとT字路にぶつかります。そこを左折して道なりに進めば、443号線に戻ります。
後は、10分ほどして払川の分岐に到着します。
左折すれば、日本一の石段に行けますし、そのまま直進すれば”ふれあいセンターいずみ”や”東陽町せせらぎの里”へ行けます。途中には、今回紹介した小粋な熊本気質丸出しの親しみやすいお茶屋さんがあります。

2011年5月5日

熊本は新茶の季節 激旨の新茶とアイスクリーム:熊本気質丸出しのお茶屋はとてもイイ感じ

443号線を通っていると払川分岐点の手前に前々からちょっと気になっていた新築のお茶屋さんがありますのでご紹介します。そのお店は、”わさもん”で”もっこす”という熊本気質丸出しの気さくなおかみさんが経営されていました。テレビ取材も何度か受けたことがある、山里の隠れた名店のようです。

443号線を払川(はらいがわ)の分岐、つまり3333段の石段に向かって、車を走らせると
左側に新築の上り旗を立てたお茶屋さんが現れます。
新しくできたお茶屋さんなのだろうと想像しながら普段は通り過ぎていました。
しかし、お店の最後の上り旗は、真っ赤な地にアイスクリームの文字が躍ります。
この赤い旗は印象的で、アイスクリームが好きな私としては、いつかトライせねば気になっていました。


かなり陽気も良くなって来たことですし、新茶も見てみたいし、
ということで、上り旗のお店に立ち寄ることにしました。

最初は、たこ焼き屋のように、店の表に窓があいていて、そこからアイスクリームを頼むものだと思い込んでいたのですが
そうではなくて、店内に入らなければ買えない事がわかりました。

とってもきれいな作りのお店で、お茶屋さんと言うことはわかるのですが
なんとなく、山間の景色とはちょっと異質なモダンな雰囲気を醸し出しています。

お店の中を外から覗い知ることがちょっとできない、こじゃれたお店です。
高島園というお茶屋さんでした(http://www.takasimaen.com/
黒いスライド式の扉を恐る恐る開け、中に進むと、
外観にもまして、更にモダンな造りとなっていました。

お店の中は、右側がお茶の販売コーナーで
左手側が喫茶コーナーになっていました。
そのほか、茶器なども置いてありました。
”へ~~~~~、中はこんなふうになっているんだ~~~”
驚き!!
いろいろ、見ていると、しばらくしてお店の人が現れました。
新茶の事を聞いてみると
”今年は、寒かったので、まだ店に出す量ができていないんですよ”
”でも、試飲ならできますが如何ですか?”
と親切に言ってもらったので、”お願いします”といって
喫茶コーナーでお茶を出してもらうことにしました。

いまは、まだ自分たちの満足のいく味に仕上がっていないから
この新茶は、800円(100g)で出しているとの事。
”自家栽培で、無農薬ですからおいしいと思いますよ”といってお茶をだしてもらいました。
出していただいたお茶は、渋みや苦みがほとんどなく、濃厚で香り豊かなお茶でした。
甘ささえ感じる味です。
”へ~~~~~、結構おいしいですね。このお茶!”
”ありがとうございます。もう一杯いかがですか?”
”ぜひお願いします。”
2煎めのお茶は、更に濃厚で、わたし好みの超絶品でした。
最初は、試しに100gだけと思ったのですが、試飲してみて3袋購入する事にしました。
家に帰って、自分でいれてみても、かなりおいしくお茶が入れられたから
”もっと買ってくれえば良かった”と思いました。
関東のお土産にはもってこいです。
”せっかく、無農薬なのになぜパッケイジにうたわないのですか?”と店の人に聞くと
”食品表示法の関係で、認定を受けないと印刷できないのですよ”
”その認定を受けるのに、それなりの費用が発生するからやっていないのですよ”
”特に、ここみたいに、山間の小さな茶畑の場合は、それぞれの場所に認定のためのお金が必要となり”
”コストがかかってしまうからね。。。。。。。。。。”
なるほど、そうゆう仕組みなんだと、納得しました。
苦肉の策が、パッケイジに裏書きされた長文ということなんだな。
実質的に無農薬なんだけど、表示できない商品ということは
消費者にとっては、大変お得なお茶ですよね。
さて、当初の目的であった、本命のアイスクリームです。
抹茶アイスとラムレーズンの組み合わせと
ストロベリーシャーベットと抹茶アイスの組み合わせの二つを頼みました。
どちらも、250円。
有名な三十一番のアイスクリームよりは、断然お得でしかもおいしかった。
特に、抹茶アイスは、自家製のお茶がたっぷり入っていて風味豊かなお味でした。
食べてみて、自家製を強調されていた理由が良くわかりました。

自慢の自家製アイスクリーム(http://www.takasimaen.com/gelato.html
いろいろな種類があって楽しめます。
とってもリーズナブルなお値段とたしかな品質
お客が少ないのが不思議な感じです。
”とっても、清潔な感じで、商品も素晴らしいですね”と感想を述べると。
”ありがとうございます。テレビの取材を何度か受けた事もあるんですよ”
”へ~~~、じゃ、さぞかしお客さんが来て、忙しかったでしょ?”
”そこを期待したんですが、なんだか、何事もなく終わってしまいました。。はははは。。。”
”どうしてでしょうね?わたしもよくわからないのですよ”
”確かに、集客力がある地域とは言い難いですよね”
”でも、山間に隠れ家的なお店があったら素敵じゃないですか?”
”そんな、お店を目指そうかと思って作りました。”
”でも、それじゃ、経営が立ち行かないですよね?”
”折角の素材が、みんなに認められないのは残念な感じがします”
”まあしかし、自分が良いと思ってやってることで、結果が伴わなくても仕方がなことです”
”やりたいように、やる方がいいじゃないですか。ははははは”
おうう~~~、出ました熊本気質!
自己責任の下、やりたいことを精いっぱいやる。
熊本には、この自由さが今も残っていて、この気質が熊本に”世に秀でた才”を育んでいると確信している。
”はははは、そうですね。”
私のセオリー通りの熊本人が見れたので、なんだか楽しかった。

”きっと、看板に問題があるのでは?”
”熊本方面からくると、看板の喫茶の文字が認識できませんよ”
”アイスクリーム上り旗は、認識できても、喫茶店とは気づかずに通り過ぎちゃいます”
”偉そうですが、視認性が上がれば、お店の認知度も改善するのでは?”
”そうですね。がんばります!!”とにこやかにほほ笑んでいた。

これから暖かくなる季節、山間のドライブの途中で寄ってみるといいですよ。
カップルなんかには、お似合いのお店です。

新茶の季節です、玉緑茶(たまりょくちゃ)ってなに?:ふれあいセンターいずみ

夏も近付く88夜?
どこから、88夜と数えるの?
答えは、立春から数えるそうです。豆まきが終わってから、88日経つと新茶の季節となるわけです。そうです、ゴールデンウイーク前には、新茶がではじめる訳です。
お茶といえば、五家荘ということでふれあいセンターいずみのHP(http://www.izumimura.com/fureai/index.html)を確認するとやはり新茶の文字が躍っていました。

お店の人に、新茶を味わってもよいか聞いたら、
”どうぞどうぞ”と言われたので
飲んでみると、”ちょ~~~~~~~うま!!”
なんだか、お茶の入れ方がうまくなったような錯覚すら覚えます。
ほとんど、苦みや、渋みがなく、爽やかな香りと濃厚な旨みが味わえました。

いくつかの茶園から新茶が出ていました。
どこかのおじさんは、籠いっぱい大人買いしていました。

超お買い得の粉茶も真新しい真っ赤な新茶のシールが貼られていました。
お店の人に
”玉露ってのは、まだないのですか?”と聞くと
”玉露は、ないですね。この辺では、玉露は作りませんから”
”え~~~?玉露は作らないのですか?”
”はい。手間ばかりかかって、あまり売れませんからね”
”この辺は、だいたい玉緑茶(たまりょくちゃ)ですからね”
”たまりょくちゃ? じゃ、煎茶は?”
”煎茶もないですね、玉緑茶ですからね”
”玉緑茶ですか???”

パッケイジに印刷されている”玉緑茶”を、店の人に言われるまで
”ぎょく”+”りょくちゃ”だと思っていました。
だから、玉露入りの緑茶だとかってに勘違いしていたわけです。
九州では、お茶が丸くなって”たま”のようになるから
玉緑茶(たまりょくちゃ)と呼ぶらしいのです。
確かに、関東ではおなじみの棒状の煎茶はあまりお目にかかりません。
さらに、別のお店で聞いた話ですが、九州のお茶は結構蒸し上げるらしいので、これまではあえて深蒸しなどという文言は入れていなかったらしいのです。
某放送局が仕掛けた、昨今の”深蒸し茶”ブームのせいで、パッケージに文字を入れるケースが増えたとのこと。
苦みや渋みがほどほどで、透明度の高い高級茶よりは
苦みも渋みもなく、濃厚でしっかりした味のお茶を好む私としては、九州の新茶はとてもおいしい飲み物でした。
しかも、茶葉に含まれる成分がたっぷり出ているわけだから、きっと健康にも良い事でしょう。

更に、お店の人に
”品数が少ないようですが”
すると、お店の人は、”今年は、寒かったから、最盛期を迎えるには、もう少し時間がかかりそうです”と言っていた。
じゃ、また来た時にもう少し買うことにして、今日は味見程度の量を購入することにしました。

産直コーナーでは、山の幸が並んでいた。

ワラビは、一袋100円でした。
直径10cm位の束になっていました。

ウドは、一袋300円でした。
きっと、激安なのだと思うのですが、この手はあまり明るくないので
良くわかりません。
お茶もおくがふかいな~~~~~~~。

椎茸にもいろいろあるようだ:どんこ(冬菇)、こうこ(香菇)、こうしん(香信)

新茶祭りに誘われて、ふれあいセンターいずみに出向きました。
入り口で、おじさんとおばさんがシイタケと串焼きを売っていました。
あまりに立派なシイタケだったから
4袋購入しました。
下の写真の1.5倍はいって200円です。
また、乾燥シイタケ(破片状)も格安で売っていたので買いました。
たくさん買ったので、おばさんが串焼きをサービスしてくれました。
聞けば、シカの肉とのこと
お味は。。。。。。。。。。。。、やっぱり僕は、魚の方が良いようです。

さて、いつものように、シイタケの冷凍準備をしていると
いつもと違って、ものすごく香りが良いのです。
しかも、表面がカッコよくひび割れているし。
これって、いつものシイタケと違うのじゃない?と家内が気付きました。
で、調べてみると、シイタケにもいろいろあって、今回買ったのは”こうこ(香菇)”がしっくりきそうです。
                       じゃ、今まで買っていたシイタケは?
                   ということで、さっそく調べてみました。

乾しいたけの名称は、詳しく大分のHP(http://www.rakuten.ne.jp/gold/osk-shiitake/mame_01.html)にかかれていました。

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■発生時期による名称
寒子 [かんこ]冬季の寒い時期に発生したしいたけ
春子 [はるこ]春季に発生したしいたけ
秋子 [あきこ]秋季に発生したしいたけ
梅雨子[つゆこ]梅雨時期に発生したしいたけ
藤子 [ふじこ]藤の花のころに発生したしいたけ
■傘の巻き込みによる名称

冬菇(どんこ)
晩冬から早春にかけて寒い時にゆっくりと成長します。縁(耳)を太く巻き込み、傘の肉は厚く、全体が丸みを帯びています。傘が7分開きにならないうちに採取されます。歯ごたえがあり、煮てもいためてもおいしく、鍋物や中華いためなどに適しています。

香菇(こうこ)
早春から中春にかけて発生し、冬菇に比べて肉厚で大型。旨みと香りを兼ね備え、大分の代表的品柄として贈答用に喜ばれています。バーベキューやしいたけステーキ、シチューなどにぴったりです。

香信(こうしん)
中春から晩春にかけて発生するしいたけです。傘が7分開きになってから採取されたもので、耳の巻き込みは浅く、傘の肉が薄い、へん平な形をしています。あっさりとした風味で、スライスやみじん切りにして料理するものによく合います。

■傘の模様による名称
てんぱくどんこ(天白冬菇) 冬菇で菌傘の表面が白色に亀裂したもの
はなどんこ(花冬菇)     冬菇で菌傘の表面が白色や茶色に亀裂したものの総称
ちゃばなどんこ(茶花冬菇) 冬菇で菌傘の表面が茶色に亀裂したもの
てんぱくこうこ(天白香菇)  香菇の菌傘の表面が白色に亀裂したもの
■その他の名称
茶撰[ちゃより]・シッポク・ジャミ・信貫[しんかん]・バレ・大飛[おおとび]
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原木とか国産とかしか気にしていなかったが、こんなに細かく分けられていようとは。
産直でも、原木、国産とだけ書いてあるが、それ以上の意味が
種類にあるとは。
同じボリュームでも、種類が違うと、価値が変わってくる事になる。

これらを加味すると
立派な”どんこ”を一袋200円前後で売っているお店と細切れの”こうしん”を一袋200円で売っているお店があった場合
価値としては、4倍以上違うことになる。

いや~~~~、産直めぐりは、奥が深いな~~~~
確か、あそこのお店は、”こうしん”の屑を250円で、さぞお買い得のようにして売っていたな~~~~
あそこは、”どんこ”を惜しげもなく、200円で売っていたな~~~~~~
なんとなく、前者のお店は、素人だと思ってお客を馬鹿にしている印象を受ける。
後者は、消費者にとってありがたい生産者なのだと実感できる。

今回のシイタケは、かなりお買い得だったような気がする。
もっと買ってくれば、よかった。