2011年5月5日

新茶の季節です、玉緑茶(たまりょくちゃ)ってなに?:ふれあいセンターいずみ

夏も近付く88夜?
どこから、88夜と数えるの?
答えは、立春から数えるそうです。豆まきが終わってから、88日経つと新茶の季節となるわけです。そうです、ゴールデンウイーク前には、新茶がではじめる訳です。
お茶といえば、五家荘ということでふれあいセンターいずみのHP(http://www.izumimura.com/fureai/index.html)を確認するとやはり新茶の文字が躍っていました。

お店の人に、新茶を味わってもよいか聞いたら、
”どうぞどうぞ”と言われたので
飲んでみると、”ちょ~~~~~~~うま!!”
なんだか、お茶の入れ方がうまくなったような錯覚すら覚えます。
ほとんど、苦みや、渋みがなく、爽やかな香りと濃厚な旨みが味わえました。

いくつかの茶園から新茶が出ていました。
どこかのおじさんは、籠いっぱい大人買いしていました。

超お買い得の粉茶も真新しい真っ赤な新茶のシールが貼られていました。
お店の人に
”玉露ってのは、まだないのですか?”と聞くと
”玉露は、ないですね。この辺では、玉露は作りませんから”
”え~~~?玉露は作らないのですか?”
”はい。手間ばかりかかって、あまり売れませんからね”
”この辺は、だいたい玉緑茶(たまりょくちゃ)ですからね”
”たまりょくちゃ? じゃ、煎茶は?”
”煎茶もないですね、玉緑茶ですからね”
”玉緑茶ですか???”

パッケイジに印刷されている”玉緑茶”を、店の人に言われるまで
”ぎょく”+”りょくちゃ”だと思っていました。
だから、玉露入りの緑茶だとかってに勘違いしていたわけです。
九州では、お茶が丸くなって”たま”のようになるから
玉緑茶(たまりょくちゃ)と呼ぶらしいのです。
確かに、関東ではおなじみの棒状の煎茶はあまりお目にかかりません。
さらに、別のお店で聞いた話ですが、九州のお茶は結構蒸し上げるらしいので、これまではあえて深蒸しなどという文言は入れていなかったらしいのです。
某放送局が仕掛けた、昨今の”深蒸し茶”ブームのせいで、パッケージに文字を入れるケースが増えたとのこと。
苦みや渋みがほどほどで、透明度の高い高級茶よりは
苦みも渋みもなく、濃厚でしっかりした味のお茶を好む私としては、九州の新茶はとてもおいしい飲み物でした。
しかも、茶葉に含まれる成分がたっぷり出ているわけだから、きっと健康にも良い事でしょう。

更に、お店の人に
”品数が少ないようですが”
すると、お店の人は、”今年は、寒かったから、最盛期を迎えるには、もう少し時間がかかりそうです”と言っていた。
じゃ、また来た時にもう少し買うことにして、今日は味見程度の量を購入することにしました。

産直コーナーでは、山の幸が並んでいた。

ワラビは、一袋100円でした。
直径10cm位の束になっていました。

ウドは、一袋300円でした。
きっと、激安なのだと思うのですが、この手はあまり明るくないので
良くわかりません。
お茶もおくがふかいな~~~~~~~。

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