2011年4月24日

熊本新港の沖新夢咲市場:土・日の朝6:30から始まる産直市場

熊本新港の南側の一角に広々とした駐車場があり
そこでは、毎週土曜日と日曜日の朝6:30から8:00くらいまで
有明海周辺で採れた、鮮魚の即売会が開催されている。
建屋の中にはいくつかの水槽があり
漁師さんがそこに売りたい魚を入れて
お客を待つといったスタイルです。

この水槽では、セイゴやハクラ、ボラ、キビレと言った
魚たちが売られていました。
1kg1000円という紙がありました。

この水槽では、アナゴでしょうか?
結構大きい魚でした。

今日集まっていた人々の目当ては
このコウイカのようです。
これも、1kgで1000円という札が置いてありました。

今は、時期が悪いせいか
あまり目ぼしい商品はありませんでした。
でも、別の時期なら、ワタリガニやクルマエビ、イイダコといった
魚種が結構安く提供されているので、早起きが得意な人は眺めてみるのいいかもしれません。

熊本スイカで、夏を先取り:1玉8.2kgで880円!とっても、うまかった!!!

まだ4月だというのに、熊本ではスイカが真っ盛り!!
今週も訪れた、熊本ふるさと市場の一押しは、なんといってもスイカです。
形のいい、6~7kgクラスのスイカ1玉が1800円
形のいい、5kg前後が1玉1300円で並んでいました。
これらのスイカに挟まれて、一回り大きくて歪なスイカが
なんと
なんと
一玉、880円で売っていました。
写真のように、ツルもみずみずしく、古いスイカではないことがわかります。
シールは、我が家のお気に入り”祭りばやし”でした。
”祭りばやし”は、肥後ロマンや777と同じ品種らしく、登録商標の問題で名前が変わっているらしいのです。
特徴は、なんといってもシャキシャキ感!
みずみずしくて、シャキシャキしていて、”うまか~~~~~~!!”ってん感じです。
まあ、初ものだし、1000円以下なので即購入決定です。
ちなみに、熊本のスイカやメロンは、ゴールデンウイーク(端午の節句)を目指して生産しているらしいのです。
ですから、このスイカは、一番果で、大きくなりすぎで器量が悪いから安いのだと推定できます。
大きくなりすぎたスイカは、中の身が割れていることは多いのですが、所詮見栄えの問題ですから
我が家は気にしません。
やっぱり、価格に見合った味さえあれば、商品価値ありと判断します。
(これも蘊蓄ですが、熊本ではクリスマスを目指して、イチゴを栽培しています。ですからハウス物のおいしいイチゴが食べたいときは、12月から1月上旬が狙い目となります)

これが買ってきたスイカ。
測ったら、8.2kgありました。

直径も30cm近くあり、結構大きいスイカです。
この時期ですよ、まだ4月ですよ、
なのに、熊本では880円でこのサイズが買えちゃうって
”どーかしてるぜ!!!”と叫びたくなりますね。

切ってみると、やはり予想通り、中は育ちすぎて割れていました。
皮が厚いのは、”肥後ロマン、祭りばやし、777”の特徴ですから
問題はありません。
この果肉が、甘くて、シャキシャキしていれば合格です。

さっそく、一切れ試食
”お~~~~~、うまか~~~~~!!!”
”夏が来た!夏だ!!”
8kg超のスイカの1/4は、あっという間に胃袋に消えました。


スイカを食べながら、タケノコを処理するという
何とも不思議な光景が繰り広げられる町。
それが、”熊本の食文化”です。
あまりの旨さに、ついつい食べ過ぎて
”千と千尋の”の豚夫婦のようになりそうな今日この頃


タケノコとスイカの時期が終わると
メロン(肥後グリーン)とトウモロコシの季節が近づいてきます。
また、海では、アサリとちりめんじゃこが旬を迎えています。
追々、ご報告します。

熊本のタケノコは最盛期を迎えてる:1kgから1.5kgで200円

今週もタケノコ探しに、産直めぐりです。
菊池のまんまの菊陽町の店先に、沢山のタケノコが並び始めました。
こうなると、熊本のタケノコシーズン終盤といった感じになります。
来週ぐらいからは、細長い種類に移行していくことでしょう。
こんな感じで、売っています。
訪れたのが、2時を回っていたから
目ぼしい商品は、売れてしまっていたことでしょう。
でも、そこそこの品物があったので
1000円分買ってきました。
やはり、早い時期のタケノコと違い、多くは先端部が黄色ではなく緑色になっていました。
日に当たって、大きくなったタケノコは、熊本産といえども渋み(灰汁)が強くなります。

籠と同じ長さのタケノコもありました。
どちらも、一本300円。
大きすぎたので、売れ残っているのでしょうね。
”こんな大きなタケノコ、湯がく鍋がないよ!!”というのが大方の感想だと思いますが、
既に、ご紹介したように、熊本のタケノコはあく抜き不要
だから、最初から皮を剥いてしまえば、小さくなるので問題はありません。
さらに、冷凍保存もできる
から、お買い得とは思うのですが。。。。

菊池まんま菊陽店で買ってきたタケノコ
100円が二袋と200円が4袋の計1000円

200円のタケノコは、1.5kgから

1.0kgぐらいのおおきさでした。
3月から眺めていると
今の時期が最安値のような気がします。
これから先は、既に水煮されたタケノコが
産直でも出回ります。
国産水煮タケノコは、結構するので産直で買った方が安いでしょう。
しかし、真空パックされている水煮と違って、産直の水煮は安っぽいビニール袋入りですから
保存性に疑問です。
更に、一度水煮されたタケノコを冷凍するとスポンジのようになって
タケノコの風味が無くなります。
だから我が家では、生タケノコを買ってきて冷凍保存するか乾燥タケノコを買うかの選択になります。

さっそく、処理をしてみます。
写真のように、2~3週間前に比べると
日を追うごとにかなり空洞が増えていることがわかります。

皮をむき終わった後の表面が
だんだん緑色になっているのがわかります。
こうなってくると、タケノコシーズン終盤という感じです。
まあそれでも、これだけあって1000円は破格のお値段。
を使えば、真空パックされた国産水煮タケノコの実に5分の一以下の値段になっちゃいます。

今年は、これで打ち止めでしょうね。
次の楽しみは、メロンとトウモロコシです。

今日の産直めぐりで見つけたお買い得品:フルーツキャロット、原木シイタケ、キュウリ

今週は、菊池のまんま菊陽店と熊本ふるさと市場に行ってきました。
菊池のまんまでは、タケノコとフルーツキャロットを買ってきました。
熊本ふるさと市場では、色々買ってきましたが、本日のお勧めは原木シイタケとスイカとキュウリです。
スイカは、稿を改めます。
また、菊池のまんまのタケノコももう一度書きます。
(フルーツキャロット 150円;タケノコは200円X4+100円X2)

菊池のまんま菊陽店一押し商品は、なんといってもフルーツキャロットでしょう。
ニンジン好きの私としては、おいしくいただいています。
やはり、阿蘇の火山灰土がいいのでしょうかね?


熊本ふるさと市場では、下記の原木シイタケが一箱580円で売っていました。
形はいびつなのですが、ボリュームからいって
大満足です。
ただ、この手の商品が並びだすと、旬の時期が終りに近いことを告げます。
また、秋まで一休みといったところでしょうか。


このキュウリも、熊本ふるさと市場で買いました。
10本入って、198円でした。
総重量は、風袋込みで1.2kg強
一本あたり、20円で120gといったところです。
カッパ寿司でも作ろうかと思ったら
海苔がありませんでした。
海に行かなければ。
これまた、いいお店があるのですが、それはまたの機会にご紹介します。

2011年4月10日

マル秘(?)タケノコの冷凍保存法公開:Dr.ヨコセにウィーン空港で教わった方法

何かと、食の安全が脅かされている今日この頃。
我が家では、旬のタケノコを冷凍保存して一年間少しずつ食べています。
今回は、そのマル秘(?)保存法をご紹介します。
数年前ヨーロッパ旅行で、学会帰りの九州在住のDr.ヨコセさんに
ウィーン空港の待合室で教えてもらった方法です。

既に、書いたように旬の時期になると熊本のタケノコはとてもお買い得になります。
さらに、”熊本のタケノコには、灰汁がほとんどない”という特徴がります。
安い時にたくさん買って、保存すれば、年中安全なタケノコが楽しめるということになります。
1.安くなったら、まとめ買いします。
2.袋から出して、表面の土を落とします。
3.包丁で、およそ半分に切り分けます。
4.不要な皮の部分を、親指の腹を使ってはずします。
5.むき終わった状態のタケノコです。
6.ピーラーを使って、外側をきれいにします。
7.下側の土の付いていた部分などは、きれいにはぎとります。
8.適当なサイズに分割します。これは、冷凍庫に入れる場合、かさばらないようにする為と使う分だけを取り出すという目的があります。
9.軽く水洗いした後、水気を十分とって、ひとかけらごとラッピングします。
このとき、余分な水滴がタケノコに残っていると、氷が細胞壁を必要以上に破壊してしまいます。
水分が多すぎる状態での冷凍は、食感が損なわれるのでご注意ください。
10.ラッピングした、タケノコをフリーザーバッグに入れて冷凍します。

11.小分けしてあるとスペースに有効に使えます。
12.このようにして袋詰めしたタケノコを冷凍庫に入れて
一年間楽しみます。一番最初の写真のタケノコが
2時間後には、こんな形になって冷凍庫に入ります。
一年くらいは、十分もちます。

<使用時> 料理に使いたい時は、フリーザーバッグから必要量取り出します。
そして、包丁で切れる状態になるくらい半解凍します。
刻んだタケノコを一時間ほど水にさらします。
このとき、水が白濁するようなら、こまめに換えてください。
(この”さらし”が不十分だと”熊本のタケノコ”でも渋みが出ることがります)
後は、料理に使うだけです。
簡単でしょ!

<ポイント> ☆生のタケノコなので余分な水分がなく、冷凍時にさほど細胞壁が破壊されない。
☆灰汁抜きしたタケノコを冷凍すると、既に細胞壁が柔らかくなっているうえに、過剰の水分があるため、解凍時にぐちゃぐちゃのスポンジ状になってしまう。
☆本州のタケノコと熊本のタケノコは、別物と考えたほうが良い。

さて、正月まで、残っているかな??

 

あく抜き不要の”熊本タケノコ”:簡単調理法を教えちゃいます。

タケノコ好きの我が家としては、この時期タケノコ探しが
年中行事となります。
下の写真のタケノコだって、1.5kgあって、たったの300円!!
うれしい!!限りです。
普通、”タケノコは好きだけど~~、灰汁抜きがね~~~”
っていう人が多いと思います。
米ぬかを入れた鍋に、皮ごとタケノコを入れて
茹でて灰汁を抜くのが一般的ですよね。
熊本の産直でも、気を利かして、タケノコに米ぬかを
サービスでつけてくれるところも多いです。
でもみなさん!!!
”熊本のタケノコは、灰汁抜き不要です!!”だまされたと思って、一度お試し下さい。
ただ、3月中旬から4月上旬に限ります。
手順は、以下のようになります。
1.買ってきたタケノコの先っちょを斜めに切り、包丁を入れます。
2.写真のように、真っ二つに切ります。
3.親指の腹を使って、タケノコ本体と不要な皮の部分を分離します。
(一連のプロセスを動画で示します)



4.分離し終わると、こんな感じです。
5.泥を軽く落とします。
6.皮むき(ピーラー)を使って、末端部の汚れた部分や取り残した皮をそぎ取ります。
7.比較的薄くスライスします。
8.5mm前後でも十分です。
9.スライスしたタケノコを水にさらします。
10.十分な水で、さらして、ときどき水を換えてあげます。
一時間もさらしておけば、ほとんど灰汁は抜けます。
水替えは、さらしている水が濁ってきたら換えてください。

”え~~~?それだけ?”
”そんなんで、本当に灰汁が抜けるの???”

”う~~~~む、熊本のタケノコにはほとんど灰汁がないというのが本質です”
だから、これで十分なのです。
一時間水にさらした熊本の生タケノコは、どんな料理にも使えます。
お試しあれ。

タケノコ1年分と旭志牛のステーキ肉を買ってきました:道の駅 旭志(きょくし)に再挑戦

さて、またしてもタケノコを求めて道の駅 旭志(http://www.uproad.ne.jp/fureai/shisetsu.html)に行ってきました。
快晴の日曜日の朝、開店20分前に到着しました。
春の陽気に誘われた、老齢なバイカーも沢山いました。
昨日と同様に、お店の前はお祭りムードいっぱいです。
いろいろな出店や屋台が並んでいます。
開店前には、沢山の人(50人くらい)が並びました。
この人たちは、何がお目当てなのだろう?
私は、もちろんタケノコが目当てです。
9:00になり、開店です。
並んでいた、多くの人は精肉売り場に向かいました。
私は、タケノコ売り場に向かいます。
ありました!ありました!
山盛です。

この状態を探し求めて、毎週産直めぐりをしていました。
500円以下で1kg前後!!
例年の熊本タケノコ状態です!

最盛期のところでは、既に水煮されたタケノコが
並ぶのも恒例のことです。
さらに、この後は、干しタケノコが出回って、タケノコの時期が終わりを迎えます。
買い物籠いっぱいに、タケノコを詰めて大満足です。

14本のタケノコを買いました。

カツ子さんやセツ子さんのタケノコは
とてもお買い得でした。

特に、セツ子さんのタケノコはとってもお買い得で
中には、1kgで200円ですよ!!!!
うれしいですね~~~~~!
同じくらいの大きさの国産タケノコの水煮なら4倍くらいしますよ。

で、一応、目的を達したので、他の人たちはこの産直”旭志”に
何を求めて並んでいたのかを観察することにしました。
すると、”旭志”というブランド牛があって、今週はそれらを含めたお肉の特売日だったようです。
それも、おひとり様1パックとか、先着100名様とかいうとてもお買い得の
お肉がいろいろと並んでいました。
”なるほど、みんなこれを買いに来ていたんだ”

さっそく、私も限定品のお肉を買うことにしました。
このお肉は、通常価格2850円のところ1580円で、先着100名様というサーロインステーキでした。
帰宅後、計量すると2枚で300gのお肉でした。
夕飯は、ステーキになりました。